RSS

ケースの上下

ケースの上下が解らないと、うっかりハンコを落としてしまうことがあります。真っ黒けで解りにくいのですが、実は上下を示す印があります。

留め金をよく見ると、上の方には、切り込み線が入っています。写真は当社オリジナルの別注ケースですが、ほかのメーカーさんのにも、同様の印が入っている物が多いです。

ケースそのものも、皮の部分の下部がこんもりとしているのに対し、上部は平たく処理されています。

この線を上にして開けると、落下事故も防げます(^^)v

実印の値段

「実印ってどれぐらいのを買えばいいんですか?」という質問をよくお受けします。

もちろん上を見ればキリがないんですが、そんな時には一つの目安として月給の10分の1を、基準にされるといいでしょう。

わたしも長くこの業界におりますが、一番しっくりくる基準です。

印稿

忙しいです。年度替わりで何かとバタバタしておりますが、そんな時だって余裕なふりして日記を書きたくなると言う天の邪鬼な神谷です(^^;)。

これは、印稿といってまあ下書きみたいなもんです。ああでもないこうでもないと書いてると、知らない間に溜まってしまいます。この写真でもほんの一部です。ある程度になるとシュレッダーにいれます。残したりはしてないんですね。たまに「面白いから頂戴」とか言われることもあるのですが、さすがにそれは出来ませんごめんなさい。

よーし、また、仕事するぞ。

一月はいぬる

一月はいぬる、二月は逃げる、三月は去る なんて言いますが確かに、あっという間に二月です。

経済の悪さもいよいよと日常にも陰を落とし、聞くのは暗いお話ばかり。「このままじゃ四月は死ぬだ」なんて笑うお客様の顔にも、心なしかいつもの力が感じられません。

私は、元気が出ないときは歩くようにしております。気分転換の散歩というよりは、ガツガツと歩きます。するとだんだんと何故だか腹が立ってきて(笑) さらにそのまま歩き続けると なにくそと、負けるかと、また元気が湧いてくるのです(^^)。私だけかな?

家に近づくころには写真のような何気ない風景にも感動できて鋭気が蘇ってくるのです。おすすめです。

印鑑には全然関係ありませんでしたね。すいません(^^;)

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます! 皆々様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

今年のお正月は久しぶりにゆっくりと過ごせました。恒例の神社めぐりと仕事道具のお祓いをして、すっきりと気持ちよい印章をみなさまにお届けしたいと思っております(^^)

本年もどうぞよろしくお願いします。

海外からのお土産

東アジアの某国でお土産に買ってきた印材を彫刻してくれ!と、実店舗に象牙をご持参いただくことが多くあります。状態を見て彫らせていただくかどうか判断するのですが、ほとんどが非常に粗悪なモノだといっても過言ではありません。ひどいモノは大きな割れが入っていたりします。

←こんな感じ。

ちょっと見た感じではわからなくとも、中にクラックが隠れてる場合もあります(販売時には、水をつけて誤魔化していることも)。

しかも、結構なお値段です。象牙の目利きに自信のある方以外は、手を出さない方が良いと思います。(と言うか、象牙の場合は法律でも禁止されてます)

どうしても彫る前の印材で欲しい場合は、当店がお分けします(^^)v

角印を彫るための・・・

以前に 「挟み木(はさみぎ)」 のお話をしましたが、今回はその仲間である角印等を彫るときにつかう「角巻き(かくまき)」の紹介です。

角印はさみ1 ←こんなの

竹と皮帯だけというシンプルな構成。これを

角印はさみ2 ←このようにグルグルと巻いて

角印はさみ3 ←じゃーん

と出来上がりです。壊れない、簡単、持ちやすい、という道具の鏡のようなこの「角巻き」。これも自作品です。

もう何本の角印をグルグルと巻いてきたのでしょうか(^^)

これまた手放せない愛着ある道具の一つです。

手彫りの道具 〜印鑑を手彫りする道具〜

今回は印鑑の彫刻の中でも粗彫りという行程でつかう印刀です。

 ←こんなの

「ノミ」のように突き刺してほじくるといった動作で、印面を大まかに彫り進めるときに使います。

手彫り6 ←こんな感じですね(見えづらいですが(^^;)

私は7種類ほどの太さ(幅)を研ぎ分けて彫っていきます。

毎朝、これらの印刀を研ぐ作業から始まるのですが、ビンビキビンに研いだ繊細な刀を、軸にまき直すと・・・、ゆっくりと気合いが入ってきます。アナログで古くさいかもしれませんが私にとってはとても大切な儀式(^^)のようにもなっています。

写真の下に見える薄茶の帯は、藤の蔓(つる)です。濡らした状態で巻いておくと、乾燥による縮みでより強く締まります。

これもまた、試行錯誤と紆余曲折を繰り返した無くては成らない道具です。

側款のお話

当社の印章には、側款という作者の銘が入っています。これ実は、捺印の際にも役に立ちます。印章の前面を示す「アタリ」は前についているので捺印の際には見えません。しかし側款は見えますのでそれを目安に覚えておくと、まっすぐに捺しやすいという訳です。

もちろん、捺印の際にはよーく考えてなんの為の捺印なのか今一度確認しましょう(^^) 実印なんかは特にですよ!

やまあるき

先日の日曜日、友人達とともに山遊びしてきました。いつも座って小さな手作業ばかりしていると、どうにも息が詰まります。たまにはこうやって山修行(^^)をしながら、今日もまた彫りまくるのです。

しかし、この山遊びが楽しくって困ります(^..^)

久しぶりにゆっくりと

年明けから、なんだか小忙しくて時間を作るのが超ヘタクソな私は、この日記もすっかりサボっておりました(>_<)

先日の日曜日はちょっと時間が空いて久々にほっこりと午後のテータイム。友人の奥様(お母様?)から頂いた手作りティラミスっす。

これ、マジ美味かった。甘さ控えめのプレーンなお味。下腹ポッコリが気になる私も、大満足ののんびりタイムでした。

十日戎

今日は、十日戎でした!忘れておりました(^^;)

しかーっし!!嬉しい頂き物を賜る事ができました(^^)(^^)

日本三景でも知られる天橋立に、これまた日本三文殊のひとつとして有名な「切戸の文殊」こと智恩寺があります。毎年すごい人出の十日戎が行われるのですが、日頃から大変おせわになり、私の敬愛する社長が行ってこられ、帰りに「これ、おみやげや!」と店舗に寄って下さいました。

熊手と共に、松濤庵の笹寿司。

なんと優しいんだ。嬉しさと共に、大感謝です。

でもって、それだけ渡してくれると、さっさと帰られました(笑)

かっこいいな。こうありたいな。と思った一日でした。

商売繁盛!頑張ります。

あけましておめでとうございます!

平成も20年を迎えました。あけましておめでとうございます。

今日は早くから、初日の出を見に行ってきました。有り難いことに近くには近畿百景の一位に選ばれた五老ヶ岳というパノラマ展望台があり、運良くご来光を拝むことが出来ました。携帯でパチリしましたが、よく分かりませんね(^^;)

薄い雲のなか輝く暖かいお日様でした。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

ありがとうございます。

心を亡くすと書いて忙しい・・・・・・・うーん、ここんとこ忙しいですね。師走ともなると実店舗にいらっしゃる皆さんもそんな感じです。私も日記の更新もついつい疎かに(^^;)

でも、忙しいと言うことは非常にうれしいことでもあります。仕事机の上が依頼書で一杯になってくると、それだけでなんだか満たされてくるものがありますね。だから頑張れる。

本日は、ある外国人の方が実店舗に注文品を取りに来られました。お父様にクリスマスプレゼントとして象牙の印を贈られるのだそうです。出来上がりを見るなり”Oh it's beautiful !! oh・・・Oh・・・”と大絶賛。

珍しさも手伝ってか大変喜んで頂けましたが、私の方こそ満たされました(^^)  それを上手く英語で伝える自分の語学力のなさに辟易しながらも、笑うぐらいしか出来ない悲しい状況。

可能な限りの満面の笑顔を繰り出せたのは、代金を受け取る瞬間でした(*・_・*)  いや、違うんだ・・・お金が嬉しいみたいじゃないか・・・・(--;)。


そしてまた黙々と、次なる文字と向き合い・・・・・・

道具のお話 その3

今日は「挟み木(はさみぎ)」の紹介です。

名前の通り彫刻時に印材を挟み込んで固定し持ちやすくするためのホルダーのようなもの。

こんな感じです↓

流派によっても彫刻の仕方は違うのですが、私はこれで荒彫りから仕上げまで行っています。篆刻台と呼ばれる固定式の彫刻台も石材などの落款印を彫るときには使っていますが、認印や実印などの実用印はすべてこの彫刻方法です。

材質は本柘の自作品です。この写真のは先代から受け継いだもので

ちょっと見えづらいですが、1955年作製です。

朝のお掃除

朝が、寒くなってまいりました。空気が緊張感をまし、空気も澄んでくるこの季節 結構好きです。朝の掃除の水もすっかり冷たくなって来るのですが、なーんか 夏よりもきれいになるような気さえします。一日の始まりは掃除から!

榊も、いつまでも元気。でも、すぐに寒ーい寒い冬の足音が・・・。寒さには弱いんです。はい(^^;)

道具のお話 その2

れ?前に書いた日記のレイアウトを直したら日付まで更新されてしまいましたね??直し方が分かりません。むー、、難しいなぁ(^^;)

気を取り直しまして続編です。やっぱり彫刻刀を見せて!というメールを頂きましたので、「印刀(いんとう)」のご紹介です。

実際に彫刻する際には数種類の刀を使い分けます。写真は仕上げに使う刀です。判さし刀(はんさしとう)とも言われます。わたしは数年前から秀親(ひでちか)作の物を愛用しております。

拙い写真で判りづらいですが、片刃のナイフのような形状をしておりまして、是がまた良く切れるんです。小さいながらも波紋も見えます。

荒彫りを終えた後、彫刻の仕上げを行う大切な刀です。私の意図に沿った働きをしてくれるかどうかは・・・・・、もちろん私の腕しだいといったところでしょうか(笑)

道具のお話

使いやすく調子の良い状態をキープしておけば、良い仕事が出来る。道具は大事にしろ。と先代からはよく言われました。紆余曲折の若かりし職人時代を過ぎ、今では比較的シンプルな構成に落ち着きました。

ご紹介の第一弾は、私の机の右側にまとめた道具盆の中です。左奥から、黒硯朱硯ふくろうの南部鉄器の中身は企業秘密。

右奥からは、椿油水差し、版下を書くときの文鎮、試し捺し用の朱肉です。

ごく普通のものばかりですが私にとっては、それぞれに理由やそれに至ったストーリーのある愛着のあるものです。そのお話もいずれ・・・。

雑感その1

うすぐ夏期休暇ということで、実店舗およびネット店の方もバッタバタしている今日この頃。ありがたく大切に作業させていただいております。

ご注文が混み合うと言うのは「忙しさ」と同時に、当店を認めていただけているという何とも言えない「幸福感」と、必ず期待に応えたいという「ピリピリ感」が作業場を包み込みます。

提携材料業者や、スタッフ達も「彫り手達」に気を使いながら作業は進みます。この場を借りて「申し訳ございません。」

ふーぅ・・・っと、そんな日の作業が終わった時には朝換えたはず神棚の水を、今一度換えて柏手を打ち、・・・・まぁ、いろいろお願いしながら帰路につきます。

しかし、夏期休暇は、少し減りそうと言う嬉しい悲鳴。誰か励ましてぇ(^^;)

オランダ牛角について

べっこう風にマーブル模様のノギ(縞模様)が入った個性ある印材です。当社でも以前は販売いたしておりましたが昨今、どうも調子が悪いです。提携している印材専門店の話では、やはり以前とは少し質が変わってきているような気がするとのこと。芯落ちといって、印鑑の中心部が痩せてきて(凹んできて)、ひどい場合には捺印時に印影の中心部がかすれます。

実店舗販売であれば気軽にその場で調整して差し上げられるので良いのですが、ネット販売の場合はそう言うわけにもいかず、悩んだあげく当面の間はネットでの販売は休止とさせていただく予定です。

使う方の安心は、まず制作者が安心して販売できることが大前提だと思っています。

リニューアル後、少しゆっくり出来るかなと・・・・思いきや!!!

早速! ご注文を多数頂いております。ありがとうございます。

しかし・・・サイトは未完成な状態なのですが・・・・・・、良く見るとおつきあいの古い方々からのご依頼が多くございました。この場もお借りして、厚く御礼申し上げます。

頂いたご注文は、気持ちにお応えできるよう懸命に作業させて頂きます!

お待たせしました。

やっとサイトリニューアル出来ました。大変お待たせし申し訳ございませんでした。実店舗の仕事がおそろしく忙しく、半ば挫け気味でした。有難いことではあるのですが・・・(笑)

「お弟子さんを取ればいいじゃない」というご意見を良く頂くものの、まだまだ私自身が半人前。現在は、自分に出来る範囲の仕事をみっちりとやって行きたいと思っています。・・・こんな私に就いてくれる希少な若者が見つかるハズもなく・・・(^^;)

今後共、どうぞよろしくお願い致します。