●印鑑の種類とそれぞれの役割(個人編)

・実印
実印とは、住民票のある役所に登録した印鑑のことを言います。個人の証明に使う、もっとも大切な印鑑とも言えます。個人の契約などに使い、印鑑登録証明書と共に使用します。
一般に直径15o前後の象牙・オランダ牛・黒水牛などの耐久性の高い印材を使用します。登録の方法は、各市町村の条例により若干の違いはありますが、直径8o〜24oで、本人の姓名と確認できれば、「姓」あるいは「名」どちらかでも登録できます。(フルネームが一般的)ゴム・プラスチックなど、容易くの変形が生じるものや、大量生産の同形印章などは登録できません。印鑑登録証明書も登録した役所で発行してくれます。



・銀行印
厳密に言うと、個人用の印章は実印以外はすべて認印になりますが、一般に銀行取引専用にする認印のことを銀行印と言います。直径12o前後のものがよく使われ、実印同様ゴム印や変形の著しい印材はつかえません。(銀行機関の規定により異なる)


・認印
物を受け取った証や、職場で何かの確認をした時などに使用します。普段一番よく使う印鑑です。それだけに耐久性のある印材が良いでしょう。認印は登録の必要はありませんが、欠けやすい認印を使用し、欠けるたびに買い替えていたのでは周囲の混乱を招きますし、認証の意味も薄れます。第一、経済的ではないですね。


実印と認印
一般的に、実印は大切なもので、認印は適当に・・・。なんて思われているようですが、しかしながら本人が押したことが第三者などによって証明されるならば、認印で押印しようが、実印で押印しようが、法律上の効力に差が出るわけではありません。実印の場合は、その証明が容易いだけのことです。ですから、認印だと思って安易な扱いは避けるべきでしょう。